メンテナンス終了及びサービス再開のお知らせ

日頃より弊社が運営するモビリティ・プラットフォーム『CREW』をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
2019年1月1日からCREWのサービス提供を停止し、より安心・安全にご利用いただくためのメンテナンスを実施しておりましたが、 メンテナンス開始時に告知していました通り 2019年2月1日(金) 20:00 よりサービス運営を再開いたしました。 サービス提供停止期間中にご不便をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

今回は、以下の3点を目的としてメンテナンスを行っております。

  1. 運営体制の信頼性の向上

  2. システム及びオペレーションの安定化

  3. ご利用者の方々へのお願い事項の周知徹底及び、安心安全なコミュニティの強化

メンテナンスについての詳しい経緯はこちらに記載しておりますが、主に次の取組みを実施いたしました。


  1. 運営体制の信頼性の向上
    ・高速道路利用時の手数料について(詳しくはこちら
    ・決済システムにおける計算ロジックの再確認
    ・対外的な情報発信に関する内部体制の強化

  2. システム及びオペレーションの安定化
    ・システム負荷への対応(サーバー増強等)
    ・CREWの安心安全管理オペレーターの業務フロー及び社内ルールの見直し
    ・よくあるご質問の回答内容の再確認(よくある質問はこちら

  3. ご利用者の方々へのお願い事項の周知徹底及び安心安全なコミュニティの強化
    ・新たな安心安全対策の取組みについて(詳しくはこちら
    ・CREWパートナーを対象とした安心安全講習の実施

なお、“CREWから法令遵守のためにみなさまにお願いしたいこと”でもお伝えしている通り、 CREWが法令に従った安心で安全なサービスであり続け、また、ユーザーのみなさまが法律に抵触して法的責任を負うような事態が発生することがないよう、2月1日から車内での謝礼に関する会話は全面的に禁止しています。

合わせて「車内で謝礼の有無について話すこと、具体的な金額を示したり相談をすること、謝礼の目安について話すことなど謝礼についての会話をしないこと」 を利用規約においても禁止行為であることを明記しております(利用規約第13条3項-12)ので、パートナー・ライダー双方、厳格に遵守願います。
また、万が一、このような行為が発覚した際には、ご利用をお断りする場合もございますので予めご了承お願い申し上げます。




再開に当たっての新たなお知らせ

CREWは、日本における移動格差の解消を目指して運営しております。
そして、これまでの約3年間の取り組みにより、地方部においてサービスを提供していくための基盤となるシステム及びオペレーションの構築ができつつあり、合わせて都市部における交通課題についても次第に見えてまいりました。

その背景と共に、下記の2つの取り組みを新たに行ってまいります。

1.「ローカル・モビリティ・プロジェクト」の始動

こちらは、地方部における交通課題の解決・移動格差の解消のための取り組みを加速させるためのプロジェクトでございます。

昨年夏、CREWは鹿児島県与論島で実証実験を行いましたが、それ以降10箇所以上の自治体・観光協会・地方の事業主の方々からも強いご要望を頂いており、その数は日に日に増えつつあります。

(こちらに関連して、本日「与論島にて定常的にサービス提供を開始することで合意」というリリースも発信させていただきました。)

全国のあらゆる地域で持続可能な移動手段の提供を目指し、様々なステークホルダーと連携しながらその地域に相応しいモビリティを実現してまいります。
「ローカル・モビリティ・プロジェクト」の特設ページも近日オープンいたしますので、是非そちらもご覧ください。

2. 都市部における交通課題の可視化

本日からの都市部でのサービス展開は、本年上半期を目処に都市部の交通課題を可視化することを目的とした実証としての位置付けでございます。実証における調査概要は、下部に記載いたしました。

巷間、朝の満員電車の問題や夜間の帰宅難民の問題、駅やバス停「まで」の移動、病院に行く際や買い物に行く際の移動の交通課題などがあると言われていますが、 これまでCREWがサービスを提供してきた過程で得られたご利用者の方々からの声にも以下のようなものもございました。

「駅まで、バス停までの距離も遠くいつも困っていました」(20代女性)
「電車が止まったので急遽お願いしました。早めに到着してくださりとても助かりました。」(30代男性)
「とても真摯に対応していただきました。終電を逃して帰宅出来ず困っていたので本当に助かりました。」(20代男性)

また弊社では、上記のようなCREW利用者の声が一部に過ぎないのかどうかを含めて定量的に確認するため、 昨年夏に紀尾井町戦略研究所に委嘱して調査を実施いたしました。
その結果、地方で移動に不便を感じている人の割合(24%)は都市部に比べて高かったものの、都市部においても約5人に1人(19%)が不便を感じていることが明らかになっております。
また不便を感じている点についても、都市部と地方部でほとんど差がないということが判明いたしました。

これらの結果も踏まえ、都市部における課題を把握するための追加調査を行い、合わせてCREW利用者のデータを組み合わせることによって、可視化を図っていくことが喫緊の社会課題解決のために求められることであると考えております。

本実証及び調査は、公共交通機関を補完する役割をCREWが互助モビリティとして担っていくための基盤になっていくものであると位置付けており、こちらの実証結果については後日公表する予定でございます。


【調査のあらまし】

  1. 概要
    都市部における総移動需要の実態把握と”移動”に対する価値観/課題意識の表層化

  2. 目的
    都市部での二次交通課題を精緻化し、あらゆる世代に対しての公共交通及びその他二次交通の最適な組み合わせや補完の在り方を模索する。(中でもこれまで定量化されてこなかった若年層の移動実態に力点をおく)

  3. 手段
    ・東京23区を中心とした都市部人口18歳以上を対象とした、インターネットによるアンケート調査 サンプル2万ss想定(仮)
    ・モビリティプラットフォーム「CREW」の利用者に対してのアンケート調査
    ・その他一般交通/移動関連の外部データ(一般公開されているデータ等)を活用

  4. 備考
    ・調査手法及び調査設計については別途精査を行う。
    ・CREWで取得可能なデータのみならずあらゆる外部データをあわせた統合的なリサーチを主目的とする。
    ・またアンケート調査は信頼にたるN数での検証を前提とする。


【必要データ取得のためのCREW実証条件】
実証期間:2019年上半期目処(6月末目処)
実証規模:2019年2月時点でのモビリティ・プラットフォームCREW提供規模

【実証に際しての備考】
互助モビリティによる公共交通機関の補完のための実証であるため、サービス提供には一定の制約が存在することをご理解ください。
なお、公共交通機関の利用が制限されている銀座エリアなどは本実証の対象外でございます。
またご利用者の方々に調査へのご協力をお願いすることもございますので、何卒お力添えの程をよろしくお願い申し上げます。本実証の結果を参考にし、7月以降のサービス展開の方法については別途検討してまいります。


結びとなりますが、人命に関わるサービスであること、ご利用される方々と運営企業との信頼関係の元に成り立つサービスであることを常に心がけ、安心・安全にサービスをご利用いただけるよう、 より一層社会から信頼されうる、日本の社会課題をまっすぐ解決していくことのできる企業となれるよう努めてまいりますので、今後ともご愛願の程をよろしくお願い申し上げます。

2019年2月1日
株式会社Azit 代表取締役 吉兼周優